ハッブル宇宙望遠鏡 で撮影された大マゼラン雲の様子(2013年1月23日公開)。
大マゼラン雲は、銀河系と同じ局所銀河群に属する銀河で、太陽系からの距離は約16万光年。直径は約14,000光年だが、不定形の形状で不規則銀河に分類されることがある。対を成す小マゼラン雲と共に、銀河系の周りを回る伴銀河と考えられている。
大マゼラン雲は、数多くの天文学的な現象が発生することから「天文学の宝物庫」と言われることがある。例えば、大マゼラン雲星形成が活発であることが知られており、大マゼラン雲内の「タランチュラ星雲」は、局所銀河群内で最も星形成が活発な領域だと言われている。また、1987年に発見された超新星爆発である「SN1987A」は、大マゼラン雲内で発生したものである。
[ Image Source: NASA ]
Original Text from NASA
"Hubble Sees Hidden Treasure in Large Magellanic Cloud"